猫背が強くなるのコピー

「年寄りの猫背ってどうしてなるの?」「若いのにどうして猫背になるの?」

以前このような質問を受けました。
職業柄、人の姿勢をよく見ながら歩いているのですが、年代に関わらず猫背の姿勢になっている人をチラホラ見かけます。

爽快整骨院が考える猫背の原因は、
10代は「姿勢の設計図に問題が出てくる」
20代〜30代は「運動不足」「気持ちに余裕がない」
40代〜50代は「生き様」
60代〜70代は「筋肉貯金不足」
80代〜が「筋力低下」です。

以上で猫背の原因を詳しくご説明いたします。

猫背の原因を知る前に
【小学生でも理解できる】猫背とはどんな姿勢?

猫背は骨盤後傾タイプと、骨盤前傾・反り腰タイプがある

猫背の姿勢を簡単に説明すると、骨盤が後ろに傾いて腰骨が後ろへ反ってしまい、背中が丸くなって顔が前に出てしまいます。
また、人によっては骨盤が前に傾きすぎて反り腰にっている人もいます。反り腰の人も同様に背中が丸くなるか背骨のカーブがほとんどなくなってしまうパターンがあります。

背中が丸くなることで肩甲骨が体の前へ巻き込んでいき、いわゆる『巻き肩』になり腕が内側へ捻られてしまいます。これで猫背の完成です!

ちなみに、猫背がひどくなるとO脚やX脚になったり、お尻が横に広がって大きくなったりしてしまいます。

脳は姿勢の設計図を記憶します。脳は猫背の姿勢のまま今まで生きてこれたのだから、この姿勢が安心安全であると思い込んでしまい、猫背の姿勢のまま体を動かすパターンまでも構築してしまいます。

猫背の原因
【10代】インナーマッスルの未発達、感情の吐き出し不足

小学生の高学年〜高校生くらいまでの猫背で考えられる原因とは、まず一つは普段から椅子に座っている時間が長すぎることです。

勉強することはとても良いことですが、ゲームだったりスマホだったりつい集中し過ぎて座っている時間が長くなってしまうと、背中がそのまま丸くなってしまいます。

歩くことが少なかったり、運動不足だったりするとインナーマッスルが未発達のまま大人になってしまいます。10代で脳による姿勢の設計図が構築されるとも言われてります。

また、幼少期の親子関係など生い立ちによっては、感情を出せずに胸にしまい込むようになってしまうとも言われております。

そのような状態では、胸を窄めた状態になってしまうことで、結果として猫背になってしまうことも考えられます。
大人になっても引きずっている人が日本人には特に多いと言われております。

猫背の原因
【20代〜30代】運動不足、気持ちに余裕がない

20代〜30代の猫背で考えられる原因とは、こちらも長時間イスに座っていることで背中が丸くなってしまうことです。背中が丸くなると背中側の筋肉が引き伸ばされてユルユルになって、背中の筋力が低下してしまうことが考えられますし、逆にお腹側の筋肉(腹直筋や大胸筋)などのアウターマッスルばかり緊張して強くなり、インナーマッスルが弱くなることが考えられます。

また、この年代の人たちのお悩みを聞くと「反り腰の姿勢を治したい」という方がとても多い印象があります。
特に20代は、自分が下っ腹を突き出した反り腰だと自覚がない人が本当に多く見かけます。

30代は子育てで忙しいことで気持ちに余白がなくなることで、肩肘張った緊張状態が続き背骨が硬くなって背中や肩こり、猫背になってしまうことも。。

反り腰になるとお腹が前に出ることで重心が前へ移動することにより、肩も一緒に前へ巻き込んで巻き肩になってしまい、猫背になってしまうことが原因の一つと考えられます。

猫背の原因
【40代〜50代】生き様が姿勢に現れる

40代〜50代は仕事や家庭の忙しさやプレッシャー、幼少期や小学生の頃の親や友達との関わり合いなど、生い立ちや生活習慣などの長い歴史があります。まさに人に歴史ありです。

この歴史が、脳の生存本能や防衛反応を強くしてしまうことで、猫背になっていることが考えられます。
つまり、40代〜50代の姿勢は、生き様を表していると言っても過言ではないと思います。

また、長年のデスクワークや慢性的な運動不足により、お尻や足腰の筋力が低下することで、背骨や骨盤が地面の方へ落ちて重心が下がって、背骨が丸くなり猫背になってしまうことも原因の一つと考えられます。

猫背の原因
【60代〜70代】長期的な運動不足による「筋肉貯金不足」

60代〜70代で猫背の原因として考えられるのは、前述の40代〜50代と同様に、長期的にわたって座っていることが多かったことや運動不足などで、筋力が低下することです。

20代〜30代でお話ししたように、人間は体の前で作業をすることがほとんどで、体の前側の筋肉(大胸筋や腹直筋など)を使ってどんどん筋力が強くなり、逆に背中の筋肉は引き伸ばされユルユルにって弱くなる傾向にあります。

60代〜70代になると、どんな人でも多かれ少なかれ猫背の傾向になることが考えられます。

この年代で猫背にならずに、美しく背中がスラッとしている人とそうでない人の差は、スポーツクラブや趣味などで定期的に運動したり、日常的にウォーキングをしていたり、はたまた綺麗な姿勢を保持するために、何かしらの明確な努力をコツコツ積み重ねた筋肉貯金が生きいるのかもしれませんね。

猫背の原因
【80代以上】生涯の生活習慣と筋力低下

猫背を年代別で考えてみると、その世代の特性や生活習慣が強く影響しているこがわかりますね。

幼少期に育った家庭環境が土台にあり、10代からの人間関係や運動習慣、座っている時間の長さで、脳が姿勢の設計図を構築します。

20代から30代で出てくる筋力低下や、育児や仕事の両立などで気持ちに余白がなくなることで緊張状態が続き背骨を硬くしていきます。

40代〜50代で、これまでの生き様が脳の生存本能や防衛反応を強くして、猫背をより一層強固なものとし、60代〜70代で、これまでの運動不足や長期間座ってばかりの生活習慣で筋肉貯金が目減りしていき、80代からは最後の最後まで猫背でも立ち上がって、前が見えなくても杖をついてでも二足歩行をして生きていく。

専門家に猫背を診てもらう

人は知らず知らずのうちに、徐々に楽な姿勢をとってしまいます。

楽な姿勢の最終形態が猫背になりやすいのです。

猫背にならないために、猫背矯正の専門家に相談し、ご自身の現在の猫背具合いと伸び代を確認しましょう。

猫背の原因は人それぞれ違いがあり、早く猫背矯正できるよう、しっかりとあなたを見てくれる整体の先生が必要です。

当院では、お一人おひとりの猫背の原因と特徴を確認し、患者さまにあった施術と運動をご提供します。

  • 猫背を治す
  • 猫背が原因で肩こり・首こりがひどい
  • 猫背で顔が前に出ている

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